トプカでカツカリー(神田)
最近ようやくカレーの違いみたいなものがおぼろげながら分かるようになってきて、そうなるとどんどんカレーを食べたくなってしまう。とはいえやはりカレー素人なので、カツもいっしょに食べたくなってカツカレーを探してしまう。だってカツカレーってお得な感じするやん?
とフランクに同意を求めてしまう程度にはカレー素人なわけだが、今回も「カツカレー おいしい」みたいなキーワードで検索して見つけたお店にいってきた。蕎麦の名店「まつや」の並びにあり、そういえばなんだか入りづらいカレー屋さんあったなあという印象。
入店すると信じがたいほどの不愛想さで「先払い」とだけ店員に言われ、やっぱ帰りますと喉まで出かかったが少し落ち着いて注文することにする。ということでカツカリー(1,100円)を注文。インドカレーも選べるようだが、カツは欧風カレーにしかないようだ。注文するとぼそっと「時間かかるよ」と言われる。かまわんよと返すと、店員さんが厨房に向かって「カツカレー時間かかるよね?」と聞く。なんだろう、カツカレーたのんじゃいけなかったのかな。
強い気持ちをもって席に座るとすぐにスープが出てくる。胡椒のきいた乱暴な味の卵スープ。不思議においしい。
時間かかるよという言葉通りスープをちびちび飲みながら待つこと20分ほどでカツカレーがやってきた。ルーが別添えのパターンはカツカレーにしては珍しい気がする。
カツは想像していたよりずっと本格的でおいしい。
しっかりあがっているので、肉のジューシーさはあまりないが、肉自体は柔らかい。邪道ではあろうがソースをかけると酸味がでてちょうどよい。
カレーは少々辛めでスパイス感も強くておいしい。いやあ、おいしいっすよ。
帰らなくてよかった。ちゃんとおいしかった。しかし、どうやらインドカレーのほうがおいしいという噂。わあ、しまった。インドカレーにすればよかった。次からはちゃんと接客に対する心構えもできているからきっとだいじょうぶ。またきます。