馬賊で担々麺と餃子(浅草)
もともと人気店ではあるがテレビの影響でここ最近はさらに混みあっていた馬賊さん。
日暮里店のほうはよく行くのだけれど、浅草のほうは行ったことがなかったのでのぞいてみたら、中途半端な時間だったということもあり空いていた。中にはビール片手に早目の酒盛りをしている客が数人。
丸テーブルに座ってメニューを見る。うん、担々麺だ。担々麺を食べよう。それから餃子だ。
浅草店でも担々麺はこの色。
そして餃子はこのモチモチ感。
日暮里とは雰囲気が少し違っていたし、味も少し違っているような気がするが、それでもこのベースは変わらない。黒いコクのあるスープにべろんとした手打ち麺が安心感を与えてくれる。
ちなみにスープはあんまり辛くない。流行りの痺れがあったり、胡麻感が強かったりするわけでもなくて、ただこれが馬賊の担々麺といった感じ。
餃子はもちもち。薄皮じゃないし、にんにく抑えめだったりすることはまったくない。これが馬賊の餃子だ。
ここはラーメンを食べにきている感覚ではなくて、馬賊の担々麺と餃子食べにきているという感覚。だから何かと比べたり、あそこのほうがおいしかったな、なんていう気持ちになることがない。それはすごいことなんじゃないかなと思う。
店を出ると暗くなっていた。腹も膨れたし、浅草の町を散歩しよう。酒が飲みたくなったら戻ってくればいいかな。