ふくよしでカツカレー(秋葉原)
無性にカツカレーが食べたくなって、でもオシャレなカレーじゃなくてカツがちゃんとおいしくて、バクバク食べれて、でもご飯は余らないくらいのカツカレーがよくて、そんな最高のカツカレー屋さんがあるのかしらと探してみたら、ちゃんとあった。日本サイコーだなと思いながら、Googleマップさんに店名を入力し、路地をくねくね歩きながらお店へ向かう。
奥まった小道にGoogleさんが指し示す場所があり、辿り着いたのだけれど、看板がない。のれんには「とんかつ」と書いてあるからここで合っているはずだろうと思い切って、扉をあけてみると満席。
結構な数の人がカツカレーを食べていたから、一安心。
メニューがいい味をだしている。
少しまってカウンター席に着席。もちろん注文はカツカレー(850円)。しばらくしてでてきたカツカレーは最高のフォルムだった。
黒いルーがカツにたっぷりかかっていて、さらにキャベツに福神漬け。これが食べたかったのだ。奥側にご飯、手前側にルーがある向きで皿をおかれたのでそれが流儀なのかとそのまま食べる。
カツは薄めで衣はぼろっとはがれるけれど、これこそがカツカレーである。それほどよい肉を使っているわけではないと思うが、しっかりと揚げてあり、肉も柔らかい。ルーをソースにして食べるとカツがうまい。歯でかみ切れるのでスプーンでも食べやすい。
ルーは辛すぎず甘すぎず。途中の千切りキャベツをむしゃむしゃ頬張るのが心地よい。ご飯とルーとカツの配分も申し分なく、ぴったり最後の一口まで過不足なく食べられた。
こんないい店がこんなところにあったとは。たまにはピンポイントで食べたいものを探してみるのもいいものだ。写真を見返していると、また食べたい気持ちがグングンである。