雅楽で白ぶたの肉うどん柚子胡椒添え(飯田橋)
飯田橋を歩いているとうどん屋を見つけた。
店頭に「ごまだれせいろ」なんてメニューがあったものだから、水沢うどん系なのかと思ってのぞいてみたら全然そんなことはなくて、どちらかというと居酒屋という雰囲気。
店員さんにおすすめを聞いて「白ぶたの肉うどん柚子胡椒添え」(1,000円)を注文することにした。
こちらのお店のメニューは全て「ぶた」の文字がひらがなになっている。白ぶた。黒ぶた。豚にたいする温かみの表れだろうか。というわけで白ぶたさんに期待しつつ待っていると、まずはサラダがやってきた。30歳を超えて、そろそろヘルスに気をつかう年頃になったとはいえ、生まれついての野菜嫌い。なかなか自分から野菜を食べようという気も起きないものだから、こうやってサラダがついてくるお店はうれしい。
サラダが食べ終わる頃にうどんが到着。
さっそく麺を持ち上げると太いし長い。これは箸を持つ手が疲れそうだ。一度おろした麺をぐいっと持ち上げて麺をすする。なかなかの弾力。温麺ということで中心固さは残っているが、外側はほどよい粘りが出ている。冷しで同じ麺を使っていると相当の噛みごたえがありそう。
ダシはあっさりだが、豚のコクも出ていておいしい。柚子胡椒は別添えでくるので、途中で少しずつ加えながら味の変化を楽しむのが正解だと思う。
居酒屋メニューがとても充実しているので夜行くのも楽しそうだけど、うどん屋で酒を飲むなんていうオトナな感じの楽しみ方は僕にはまだ早そうだから、ちゃんとサラダを食べて立派なオトナになりたいと思う。