博多とりかわ 長政で鶏皮(神田)
鶏皮というものにあまり良いイメージがなかった。ぐにぐにとした食感と脂っぽさで自ら注文することはほぼなく、誰かが頼む串焼き盛り合わせの中に入っているといったものでしかなかった。
しかしながら、こちらの鶏皮はカリカリとしていて、見た目は肉巻のよう。甘目のタレがしっかり染みていて、おいしい。確かにこれは5本くらいなら軽く食べられそう。
その他にもレバー、つくね、はつもとなどを発注。どれも丁寧に仕込まれているのが分かる。焼鳥居酒屋としてはレベルの高い店だと思う。
ただトマトや、他の商品は通常の居酒屋とそれほど変わらない。焼鳥店なのでそりゃあそうなのだが。
また、奥のテーブルに座ったのだが、人気店ということでかなり騒々しかった。手前のカウンター席のほうがよかったなと思う。
ちなみにお会計は二人で8千円オーバー。大衆焼鳥店ではないということだろう。鶏皮が苦手という人には新しい感覚が味わえるのでおすすめ。しかし、せっかくの神田だ。はしご酒できる店は山ほどあるので、さらりと立ち寄り、さらりと次の店へ行く程度がスマートかなと思う。