デブ猫のアピール
少し前にうちの猫はダイエットが成功していると書きましたが、アレは嘘でした。獣医さんからも「そろそろ体重を……」と濁されております。最近は腹回りのおっさん化が進んでおり(女の子なんですが)、仕草もおっさんっぽくなってきました。
そういうわけで食事制限をしないといかんなあと思い、一日3回のご飯の量を少しずつ減らしています。しかし、そうするとうちの猫はすぐに食べ終わり、物足りないのかご飯の器と僕の顔を交互に見て、「にゃあ」と言います。それを8回くらい繰り返します。
無視していると今度は近づいてきて僕の脛をガブリと噛むから、僕は逃げ回るしかありません。10分ほど逃げるとうちの猫もどうやら諦めたみたいで、いそいそとベッドの下に逃げていってしまいました。
「ごめんね、晩御飯まで我慢しておくれ」とデスクに戻るわけですが、最近はアピールなのか、はたまた嫌がらせなのか分かりませんが、ちがうアピール方法をやってきます。
のってくるのです。僕が足を放り出しているとこのようにのっかってくるのです。さらにこちらをじっと見つめてくるのです。なんでしょうか。心に訴えようということでしょうか。それにしてもわざわざお尻をのっけなくても。あと尻まわりのお肉すごいな。
さらに放っておくと別の方法でのっかってきます。
このように膝の上に直でやってきます。そしてまた僕の顔をじっと見るのです。
僕は彼女の健康のことを考えて心を鬼にしているのだけれど、なかなかそれが伝わらなくて悲しいなあと思います。いくらアピールしてもダメだよと言い聞かせる毎日です。うちの猫に嫌われてしまっても我慢しなければいけません。君が痩せるその日まで。
ではまた。