主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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日本の一番北へ行く旅行、つまり新婚旅行

0~1日目:http://d.hatena.ne.jp/karaimonokirai/20100701/1277995990

6月5日 旅行2日目

登別~夕張~帯広

旅館で朝食をたらふく食べる。ボクたち夫婦は朝食を食べない圏に住む人種なので、結構にきつかった。朝食自体はたいへ美味しゅうござい。チェックアウトをし、次は帯広へ向かう。旅館の駐車場から車で出たときに旅館の人が猛ダッシュで道路まで出てきて手を振りながら見送ってくれた。すごい。良い旅館でした。ナビで帯広に泊まる予定のホテルを入力して出発。帯広に向かう途中で夕張に立ち寄る。目的は夕張の物産センターで少し前に話題になったメロンに熊の顔と足だけくっつけた気持ち悪い土産物を妻が大層気に入って、それを買うためだ。ところが、YahooニュースのTOP にて紹介された影響からか、ほとんどの品が売り切れ。しかもお一人様一個限りなんて生意気な張り紙まである始末。妻は悲しそうな顔をして、マグネットを一個買っていた。今は家の冷蔵庫にはっつけてある。

夕張メロンソフトクリームと石炭シュークリームなるものを食べて、引き続きドライブ。途中で景色を見たりして帯広に到着。この日は移動距離がかなり長い日だったのだけれど思ったよりも早く着いた。交通量が少なかったり、道がずっとまっすぐだったりで、今回の旅行を通じて予想よりも到着は早かった。帯広は六花亭の本店があるということで行ってみる。北海道に詳しい人から北海道でしか食べれないサクサクパイをお食べと言われたのでそれを買い、あと何故か妻が最近将棋にはまっているのでコンビニでマグネット式のしょぼいやつを買ってホテルに戻る。夕食までしばし休憩。今回の旅はご飯が美味そうなところは夕食がつかないホテルに泊まって、あまりご飯のイメージがないところは旅館の美味しい飯を食おうということにしていた。帯広は十勝豚とかその辺があるかなという予想で外でご飯を食べることに。街には小さなプレハブ小屋みたいなものが並んでいる呑み屋街があって、良い雰囲気を出していた。

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家の近くにいれば通ってしまいそう。地元産の飯が食えそうな一軒の居酒屋を選んで入店。そこの店長が話好きなのかなんなのか、主に自分のこれまでの半生などの話をされた。お店の資料とかも見せてくれて、お酒好きなんですと言うとお酒の資料をコピーしてくれようとしたり、話が長い以外は良い人だった。もちろんご飯も美味しかった。

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6月6日 旅行3日目

帯広~ナイタイ高原~釧路

詳しい人達に言わせると北海道随一の高原であるという噂も聞こえているナイタイ高原に向けて出発。途中、バイク乗りたちに大好評だという飯処『大阪屋食堂』にてジンギスカンを食す。すごい動きの遅いおじいちゃんが真昼間からひたすら酒呑んでるような店だったけど、おばちゃんも親切で美味しかった。

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帯広から少し北上した上士幌というところにナイタイ高原はある。草と牛しか見えない道をがんがんにのぼっていくわけだ。その道中がとんでもなかった。草と牛と山しかないのだけれど、ひたすらボクたちは「わーわー」行っていた。言葉ではせつめいできないぐらい気持ちの良い光景だったと思う。

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北海道上級者の皆さんがここをおすすめするのも頷ける。山の中腹にあるレストハウスでソフトクリームとホットドッグのようなものを食べる。ここのソフトクリームが北海道を通じて一番美味しかった気がする。景色のすばらしさもあったのだと思う。しばし草原を散歩したりして過ごす。

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釧路へ向かう道中は海岸沿いの道でようやく海が見えてきたのだけれど、釧路の市街地に近づくにつれて小雨が降り始めて外がどんどん白くなっていった。海がきれいに見えん、と怒ってみたけれど釧路はもともとそういう街らしい。釧路といえば港があるので魚および肴が美味いだろうという勝手な思いでここでもビジネスホテルにチェックイン。地元におすすめの炉辺焼屋を探す。そこで見つけたのが虎キチ(阪神タイガースの熱心なファン)が店長とかいうお店。

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残念ながら店長はいなかったのだけれど店内は阪神タイガース一色で、店員さんの制服もそんな感じだった。店長さん以外はみんな阪神にあんまり興味が無いと言っていた。

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目の前で牡蠣やイカなんかを焼いてもらう。当然のごとく美味い。妻に「これはししゃもだよ。カペリンじゃないよ」などと言ってししゃもを食べたりした。帰りに少し散歩してホテルへ戻った。

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