主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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浅草おでん大多福 本店でおでん(浅草)

大多福がいつの間にやら本店に戻っていた。耐震工事のために店を建て直していて、花川戸の仮店舗で営業していたのが2年経ってようやく終わったようだ。

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そんなことを書いたが本店に行くのは初めてで、立派な門構えにいささか緊張する。

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開店祝いの花がたくさん置かれている小路を入って扉をあけると店員さんが待っていてくれてエレベーターに乗るようにいわれる。店舗は2階にあるようだ。

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カウンターの一番端っこの席に座らせてもらう。なんとなく瓶ビールを注文。お通しがおかれる。

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左の壁面におでんのメニュー、正面にはおでん以外のメニューが書かれている。

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まずはおつまみでもと「鮪のぬた」と「牛筋煮込み」を注文する。待っている間、ビールをちびちび飲みつつお通しのこんにゃくを食べていると、店主の船大工さんが

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「どうぞ、お好きなおでんをいってくださいね」

と穏やかに話しかけてくれた。なんとなく有名人に会うような感覚だ。

せっかくなので「銀杏」と「焼豆腐」をいただく。修業中なのであろう若い男の子が丁寧に豆腐をきって持ってきてくれた。出汁がしみ込んだ豆腐がおいしい。

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注文したおつまみもやってきていっきに豪華になった。瓶ビールがあっという間になくなり日本酒をいただく。出汁に負けないように香りが強めの「寫楽」にした。

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牛筋煮込みがこれまたおいしくて、きっと肉もいいものなのだろうがしっかりと味が染みていてお酒が無限に必要な代物になっていた。

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「玉子」と「えびばくだん」というおでんを追加。

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このお皿がとてもかわいい。ロゴが入っていて、出汁でじんわりとした色味がつく。辛子をのせる突起があって、おでんを食べにきたなあという感じになる。

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余談だがトレイの男性マーク、女性マークや蛇口など、ところどころに遊び心があるお店になっている。おもしろい。

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21時を過ぎたあたりでカウンターも空いてきたので、船大工さんがいろいろとお話をしてくださった。花川戸のお店もまだ継続しているらしいがおでんは全部こっちに持ってきたとおっしゃっていた。

このビルは社宅も兼ねているようで、船大工さんをはじめたくさんの社員の方がお店の上の階に住まわれているらしい。お店の造りもいろいろと考えられているように感じる。

最後に大根をいただき、何杯目かのお酒を飲み干す。

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外観や価格で少し敷居の高さは感じるが、カウンターに座ってしまえばのんびり過ごせる居心地のいい酒場だ。この雰囲気を価値ととらえるかどうかで評価も変わりそう。

カウンターの予約はできないそうで、また予約だと基本的にコースとなるらしい。ひとりでふらりと飲みたいときは行ってみるしかないのがネックだが、それでもまた行きたくなる魅力があるお店だと思う。

 

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