蒙古タンメン中本で蒙古タンメン(錦糸町)
亀戸から錦糸町に移転した中本にやってきた。駅から遠いからか比較的空いているのがいいところ。や、それでもピーク時はすごいんだけど、品川や御徒町みたいにべらぼうに並んだりはしないので安心感がある。
券売機で食券を購入。いまだに北極なんかには挑戦できないビビりなのでいつものように「蒙古タンメン」(800円)を注文。セブンプレミアムのカップラーメンもいつも辛味調味料を全部入れられないのだ。辛いのに強くなりたい気持ちもありつつ、辛さに慣れてしまってエスカレートしてしまうのが怖い気持ちもある。複雑な乙女心だ。
心の中でそんな葛藤を繰り返していたらタンメンが着丼した。
カップラーメンとは違うこのインパクト。絶対辛いやんと心の中で叫びつつ、まずは何も混ぜずにさらりとしたスープをいただく。
はじめのうちは「あれ、こんなもんだっけ」と思うのだけれど、いつの間にやら辛味がおいしさに変わってレンゲがとまらなくなるのである。なんとも不思議な食べ物だ。
麺は歯応えのある中太タイプ。もっちり重たくて食べごたえがある。意外とスープとの絡みはよろしくない気がするのだけれど、そこは中本という力で押し切るスタイルである。
気付けば夢中で食べていて完食しているというこれもいつものこと。今回も満足いたしました。
隣の常連さんらしき方はポイントカードをさっと出して北極を注文している。なんとスマートな中本紳士である。「最近来なかったじゃない」と酒場の女将のように話しかける店員さんもキマっている。紳士への道は遠いが、そのうち北極にはチャレンジしてみたい。