ラーメン専門店ザボンでザボンラーメン(神保町)
いつの間にか神保町にザボンラーメンがオープンしていた。ずっと昔だが香港に住んでいた頃に行った記憶がある。確かセントラルのSOHOとかにあったんじゃなかったかしら。その印象しかないので、ラーメンクラスタのみなさんが驚きと懐かを感じている気持ちはあまり分からないが、このタイミングでの神保町でのオープンは衝撃があるのだろう。
場所は用心棒のはす向かい、立川マシマシの向かい。この小さな交差点に3軒のラーメン屋が並んでいる。
まずは券売機で食券を購入する。左上に店名を冠した「ザボンラーメン」(850円)があった。醤油と味噌の2種類で今回は醤油を選択。
席に座って5分程度でラーメンがやってきた。デフォルトでチャーシューが4枚のっているのはすごい。茶色いのはガーリックフライかと思ったら揚げネギだった。キャベツがこんもりと盛られていて、その下にはもやしが隠れている。
まずはスープから。粘度のある動物系の白湯醤油スープである。
表面には背脂がしっかり。ただもうひとつパンチが足りないような気がするのは最近のラーメンに慣れ過ぎてしまっているからかもしれない。味自体は濃いめ、かつしょっぱめ。飲んだあとのラーメンだな。
キャベツをどかして麺を引っ張り出す。中細ストレートで濃いスープがよく絡んでおいしい。麺といっしょに食べるとさらに懐かしさを感じられる。
キャベツ、もやしといっしょにもりもり麺を食べる。野菜といっしょに食べるとこのスープがちょうどよく感じられる。
チャーシューはしっかりトロトロで柔らかい。味もしっかり濃くてよい。4枚はいっていれば大満足である。
麺を食べているとスープまでいっしょになくなっていくので、食べ終える頃にはほぼスープまで完食。最近のラーメンという感じではないけれど、こういうスタイルもやっぱりおいしいと思わせてくれる味だった。