ラーメンパンチで味玉ラーメン（宮城県・仙台）
昨日はたこ焼き、今日はラーメンである。またやってしまった。しこたま酒を飲んで、スナックまでいったホテルまでの帰り道、ふらふらと吸い込まれるようにラーメン屋に入ってしまった。
これは仙台が悪いというのもある。昼間にラーメン二郎の大行列を見てしまったせいで脳裏に二郎が残っていたというのも要因だ。なんであんなに二郎が人気なんだ。いい加減にしてほしい。
しかも券売機でしっかりと味玉をつけているという事実も見逃せない。何やってるんだ。ただ「味玉ラーメン」（830円）を注文し、野菜少なめとは伝えていたようだ。
こちらのお店にはパンチ玉というのがあるらしい。いわゆる「辛玉」。二郎系だと神保町の用心棒が有名だろう。味のアクセントとしてはいい。
ぼきぼきっとした太麺を持ち上げてすすると意外ともっちりとした食感を味わえる。なんとなく食べやすいがこれは腹にたまる。麺量200gとあったが、食べすすめるとかなりの量がある。
スープは非乳化でさらっとしており、少々甘め。化学調味料の味がごりごりしてくるのでこれはこれがおいしく感じる。
チャーシューは柔らかいが筋ばっていて歯に挟まるタイプ。だんだんとお腹がきつくなってきた。こんな思いをしてラーメンを食べるなんて、人間は罪深い生き物である。
味玉は卵黄硬めで濃厚。スープに合わせるにはちょうどいいか。
後半は食べ切るのに必死でパンチ玉のアクセントを楽しむ余裕がなかった。が、なんとか最後まで麺を食べ切って店を出る。いやあ、食べた食べた。仙台でも食べたなあ。体重をはかるのが恐怖。
観光はほとんどしなかったが仙台の町は楽しかった。また訪問したお店もいくつかできた。きっとまたくるよ、仙台。
