旬熟成で熟成肉(六本木)
数年ぶりに後輩(男)と会うことになり、広告代理店に転職したらしいので、じゃあ色気のある店に連れてってくれよとリクエストしたところこの店を予約してくれた。確かに色気ある。
後輩より先に到着したようで2階に通される。周囲を見回すと派手めな若い女性と、マダムのみなさまが女子会を開いている。ひとりでスパークリングワインを飲んでいるのがなんだか恥ずかしい。
後輩も到着したのでビールを注文しなおして乾杯。お通しはレバーパテとバゲットである。
とりあえず前菜を一品ずつ選ぼうかと「マグロの漬けとアボカドのサラダ仕立て」(980円)と「アンチョビクランチポテト」(850円)を注文。どちらも想像とちょっと違ったものがやってきたのだが、おつまみとしてはとてもよかった。
クランチポテトってちゃんと考えれば、いや、まあこれなんだけど、なんだろうフレンチフライとかそのあたりのイメージもあって、コレジャナイ感があった。結果的にビールが最高においしくなったからよかったんだけど。
黄桜のLUCKY CHICKENがあったのでビール追加。
メインはおすすめされた「熟成肉3種盛り合わせ」にした。牛が2種類と豚が1種類の盛り合わせだ。塩やワサビ、ソースもいくつか用意されているので、飽きずに食べることができるが、肉の旨味がしっかりしているので塩で食べるのが一番いい。
特にイチボがおいしかった。熟成肉は正直あまりよくわからないのだけれど、これは柔らかく甘味が感じられる肉で単純においしかった。
赤ワインあたりを飲んでいればもっと色気も出たのだろうが、後輩の結婚と転職話で盛り上がってビールをがんがんにいってしまった。トイレに行くと”坂本牛”というユーモアらしきものが貼られていて、色気が吹き飛んでしまったのは少し残念だ。色気を出していこう。