伍味酉で焼鳥（金町）
10年以上前はよく自転車で金町に行って酒を飲んでいたのだけれど、最近はめっきり行かなくなってしまった。JRと京成の2路線あるとはいえ、どちらも少々不便な立地だからだろうか。金町まで行くならもう少し東京寄りでなってしまう。
こちらのお店も昔はたまにお邪魔していた。意外と良心的な価格で良い雰囲気を味わえるお店という記憶がある。当時はすんなり入れたような気がするのだが、最近は予約が必須らしい。知人が予約をしてくれたのでひさしぶりに行ってみることにした。
相変わらず値段が書いていないが、めちゃくちゃ高いということはきっとないので安心して注文しよう。基本的にはおまかせ。お母さんがいろいろと好みを聞いてくれるなど、調整をしてくれるので元気があるときはお母さんに話しかければいい。たまにちらっと怒られることもあるが、焼鳥に対する愛情故である。素直に反省しよう。昔と全然変わっていない。
「伍味焼き」というお店の名前がついたメニューがあって、これは必ず出てくる。ぷりっとした歯応えのいい肉に味噌ダレがかかっていておいしい。べらぼうにいい肉を使って超レアでという感じではないが、下町価格でこの質の肉を食べられるのであれば相当にお得だと思う。
にらつくね、こんにゃく巻きなど、創作系の串もあって飽きずに楽しめる。肝などの内臓系もちょい強めの焼き加減と下処理のおかげか食べやすい。
若い店員さんがお酒もぱぱっとすばやく出してくれるのでありがたい。おいしい焼鳥で酒がきれずに飲み続けられたらそりゃあすすんでしまう。なぜだかこの日は梅干ハイをずっと飲み続けていた。
最後は鶏スープを出してくれるので胃を落ち着けよう。そして二軒目に備えよう。金町の夜は長いのだ。
