浅草たい焼き工房 求楽でかき氷いちごみるく(浅草)
この日はモノマチというイベント日。蔵前から浅草橋あたりを散歩する予定で、デザイナーズビレッジまで行ったのだが、ほとんど夏のような気候にダウンしてしまって早々に退散。かき氷が食べたいと浅草まで戻ってきたら、たい焼きのお店にかき氷ののぼりが出ている。
こちらのお店には以前たい焼き目当てに入ろうとしたのだが、奥まった小路を入っていってもどこが入口なのか分からず断念したことがある。ひさしぶりにのぞいてみると扉があいている。やはり1階のここがお店だったのか。扉が閉まっているとただのマンションの一室にしか見えない。
中に入って涼しいところでかき氷をいただこうと思ったのだが、たい焼き作り体験というものをやっている外国のお客さんで座敷はいっぱいだという。仕方ないので持ち帰りでかき氷を作ってもらう。
メニューは少し変わっていて一工夫ありそう。しかし、暑くて暑くてとにかくさっぱりしたものを求めた結果、オーソドックスな「いちごみるく」にした。価格は540円と最近のかき氷にしては良心的だ。
お店は観光客向けなのか和テイストで統一されていて、奥座敷には靴を脱いであがるようだ。外観からするとマンションをリフォームしたのだろうか。
かき氷が紙のカップにはいって出てきた。量は少なめだが、イチゴがごろっと入っていて豪華な仕立てになっている。外にあったベンチがまだ涼しそうだったので座って食べることにした。
氷は薄く削られており、ふんわり、口の中で溶けていく。ただ具材がたっぷり入っているせいか量は少なめ。しかもこの暑さだから急激に溶けてしまい、早々に甘い氷水になってしまった。
かき氷としてはおいしかったのにちょっと残念。バケツいっぱいでも食べられる勢いだったので余計に少なさが際立ってしまった。しかし暑さにやられた体は少し回復。暑い日のかき氷はRPGの薬草みたいなものだな。