一道麺屋でつけ麺（押上・スカイツリー）
スカイツリーの向かい、京成橋を渡ったあたりにいつの間にかつけ麺屋さんができていた。まったく気が付かなかった。それにしても押上駅B3出口を出てから反対側に渡るのは面倒くさい。とぐちぐち言いながらお店に到着する。
ガラス張りの目立つ外観をしている。以前はなんのお店だったのか思い出せない。入口が正面右側の小さなドアで、はじめはどこから入るのかわからなかった。以前のお店の名残かもしれない。
店内はカウンターと窓側にテーブル席がいくつかある。先客はいなくて席は選び放題だったがいつもの癖でカウンターの一番端っこに座る。大学生の頃に心理学の講義で電車の端に席に座る人は云々という分析をされたことがあるなあと思い出したけど、あまりいい話ではなかったので忘れることにする。
メニューは「つけ麺」「麻辣つけ麺」に「中華そば」もあった。とはいえ、つけ麺のお店ということだったので、「味玉つけ麺」（950円）を注文した。麺量は茹で前250gから500gまで選べるようだ。
茹で時間はかなり長めで10分ほど待って丼がやってきた。
麺は三河屋製麺のやや縮れた太麺だ。全粒粉が練りこまれているよう。もっちりしていて、いわゆるつけ麺の麺という感じ。ちなみにこれで250gである。
つけ汁はおそらく動物系と魚介系のWスープだと思う。煮干しっぽい風味もあったがどうか。粘度はつけ麺にしてはかなり緩めで、むしろシャバい。ドロドロのほうがいいというわけでもないのだが、やはり後半はかなり冷たくなってしまったのは残念だった。
中に入っている具材はネギとメンマ。ワカメが入っているという情報を見たが今回のものには入っていなかった。チャーシューは炙ったロールバラが一枚。かなり歯ごたえのあるタイプだった。もう少し脂があってもいいなと感じた。
個人的に麺量250gはちょうどよい。食べ終わったあとにスープ割りをいただく。割りスープの量が少なめだったのか、割ったあともかなり濃いスープになっていた。アルバイトの方が入れてくれたからかもしれない。
なんとなく工夫を感じるのだが、どこかで食べたことがるような味なのが少し残念だった。観光客需要も見込める立地なのでバラエティメニューがもっとあってもいいかなと思う。これからの変化に期待。
