青島食堂 司菜で青島ラーメン(新潟県・新潟)
新潟でもラーメンを食べておきたいなと思うが、あまり時間がない。小一時間で行ける場所で新潟らしいお店はないかと探す。燕三条系は今回はなしと考えいていたので、そうなると長岡系の青島食堂かしらとやってきた。もちろん東京には秋葉原にお店があることも知っていたのだが、本場の味をその土地でということで。
昼時ということもあり店内は満席。男性店員さん二人で店をまわしているようでおお忙しだ。入口すぐのタッチパネル式の券売機でオーソドックスな「青島ラーメン」(800円)の食券を購入。強面の店員さんが空いたばかりのカウンターに促してくれたのですぐに座ることができた。
調理補助兼ホール担当の店員さんが相変わらず忙しそうに動き回っているので食券を出すタイミングを失っていたのだが、テーブル席に座っていた方が店員さんにオーダーを催促したところ、めちゃくちゃに怒られていたので、こちらから食券を渡さなくてよかったとほっとする。カウンターに出しておくとちゃんと持っていってくれた。
一度に数杯をまとめて作っているので意外と早くラーメンはやってきた。
昔ながらの中華そばスタイルだが、すでに生姜のいい香りが漂ってきている。スープを一口飲むと、ああおいしいとなる。生姜とキレのある醤油に、魚介系の出汁も入っていそう。東京で食べたときはもう少し落ち着いた生姜風味だったような気がするが、こちらではしっかり風味がある。
麺は粘りのある中細ストレートで、それ自体がおいしい。スープがよく絡んでどこからでも生姜がやってくる感じ。
チャーシューはしっかり煮込まれていて濃いめの味付けで、醤油に対するアクセントになっている。チャーシューメンではないのにたくさん入っていてうれしい。
本当においしくてスープも飲み干したいくらいだったのだけれど、座った席の目の前が洗い場になっていて、忙しい店員さんは水がたまったシンクに丼をどぼんを入れるものだから、洗い場の水ががんがんに僕のラーメンに入ってしまって敢えなくギブアップとなった。やあ、でもおいしかったのであんまり細かいことは気にしちゃいけないですね。