スパイスバル猫六でポークカレー(曳舟)
カレーがおいしいバルということで気にはなっていたのだが、なかなか行くタイミングがなかった。今回は少しお酒を飲んでから二軒目として入ってみることにした。
行くタイミングがなかったのはもともとバーだと思っていたからだ。一軒目に入るお店ではないんじゃないかと思っていたのだが、入ってみるとお酒はクラフトビールがメインだし、食事系メニューも充実しているし、レストランとして使えるお店じゃないか。すごい勘違いをしていた。
バーだという認識だったのでウイスキーは何かありますかとマスターに尋ねてみると、角瓶だけだそうだ。まずはロックでいただいた。
料理は「前菜プレート」というものがあり、それがおすすめということだったのでいただく。
内容はアラビアータだったり、パクチーが使われていたりと創作系でおもしろい。確かにビールが合うおつまみだ。切り替えたいところだが、二軒目ということでいまからビールはちょっと厳しい。
おつまみをいただきながらウイスキーを飲んでいたら、あっという間にラストオーダーの時間となってしまった。まわりのお客さんがどんどんカレーを注文している。この流れに乗り遅れてはいけないと「ポークカレー」を注文。
厨房ではマスターがカレーを一皿分ずつ温め、それに隠し味を加えている。ベースのルーがあって、そこからアレンジがあるのだろう。
ライスとルーは別々でお皿にのってやってきた。
大きなポークが3つくらいかたまりで入っている。ルーはドロドロで、舌ざわりもざらっとしている。いろいろなものが煮込まれているのだろう。こりゃあ家ではできない味だ。
辛さはそれほどでもなくて、どちらかというと野菜の甘みと少しの酸味がある。評判になるのも分かる。
お酒はジントニックに変えた。
閉店時間になってお会計をすると、猫がひょっこりやってきた。数年前から居ついているそうだ。不思議な柄でかわいい。少し撫でさせてもらった。ちなみに名前は猫六ではないらしい。いつも外をうろついているらしいので、運が良ければ会えるかも。