重慶飯店でチョイ飲み(元町・中華街)
19時頃、石川町からふらふら歩いていたら中華街に迷い込んでしまったみたいだ。路地裏に入ると中華料理食べ放題の客引きがひっきりなしに声をかけてくる。
街の雰囲気のせいで中華料理を食べたい気分にはなったが、軽くでいい。とはいえお酒も飲みたいから食べ歩きというのも気が引ける。どこかいいところはないかとさまよっていたら、目の前にどーんと迫力のある店構え。
重慶飯店とある。これがあの重慶飯店か。こんなメインストリートの近くにあるんですね。
予約しないと入れないお店かと思ったが、ふわっと入店するとすぐに席に案内してくれた。とりあえずビールを一杯。
酒のつまみにと注文したのはまず「牛肉の薄切りオイスター炒め」(2,700円)。青椒肉絲かと思って注文したら、細切りじゃなくて薄切りだった。似たようなものだろう。
「鶏の唐揚げ」(2,000円)にはなぜだかケチャップと塩がついてくる。
ガリガリとした衣は日本の唐揚げとは違っている。これが本場かー、なんて思ったのだけれど、から揚げの本場ってなんだ。「唐」揚げだから中国なのかしら。
味は薄めで確かにケチャップをつけてもいいかもしれないが、それだとやはりチープになってしまうので塩でいただいた。肉はぱさっとしている。揚げが強いのか、そういう鶏肉なのか難しいところ。
最後に「海老のチリソース」(2,900円)を追加。大きな海老と通常の2種類があったから、通常の海老をお願いした。大きな海老はあまり慣れていないし、エビチリにおいては好きじゃない。
海老はおそらくパナメイ。しっかりと辛くてお酒のおつまみとしては最高である。黒ビールを追加。
3品で十分な量だし、お値段もそこそこだ。おいしかったが、やはりふらっと入ってお酒を飲むようなところじゃなかったな。そりゃそうだ。