らーめん食堂 あの小宮でラーメン(大崎)
昨年、2店舗同時オープンで話題となった「あの小宮」が大崎のビジネスビルに入ったと聞いて行ってみることにした。
「あの小宮」とはつけ麺TETSU創業者で現ニッポン元気モリモリ株式会社の代表取締役である小宮一哲さんのことである。こちらのお店はその小宮さんの弟子たちが作った新店なのだ。
それにしても大崎というビジネス街でそれも大崎ガーデンタワーというゴリゴリのオフィスビルに出店するとは意外だ。こちらは今年3月20日に開業したばかりで、セガサミーホールディングスの本社が入居することが決まっている。お店は1階部分の飲食店フロアにある。
大崎駅から向かってビルに入ってすぐに店舗はあった。
入口すぐに券売機がある。メニューはオフィスビルに合わせてか、サイドメニューが多い。夜はちょい飲みできるお店になるようだ。今回は「らーめん+味玉」(850円)を注文した。
食券を購入し、カウンターにいる店員さんに渡す。基本的にはセルフ方式なので、番号が呼ばれたら取りに行くというスタイル。ということで席に座る。
立ち食い用のテーブルもある。
前を見ると「夜メニュー」が貼ってある。店名が「食堂」なのは定食屋としても利用できるからだろうか。
5分ほどで番号を呼ばれた。箸やレンゲもセルフになっている。「特製八味」というものが置いてあったが、食べる前にかけるのはなんだか抵抗あるし、食べかけの丼を持っていくのもなんだか憚られる。難しいシステムだ。
とりあえず席に戻ってラーメンをいただく。
見た目はまんま喜多方ラーメンである。ふんわりと煮干の香りが漂ってくるので、おそらくそういうことなんだと思う。
スープをすするとまずは煮干がきて、次に動物系がくる。表面にはしっかりと油が浮いていて、味わい深い。
麺はそりゃあそうだよねという感じの平打ち縮れ。硬さもありつつモチモチ感もある。
具材はチャーシュー、メンマ、ネギというシンプルな仕立てで、お酒を飲んだあとにも罪悪感なく食べられそう。
トッピングした味玉は味付けはそれほど強くなく、卵のおいしさを残している。かなり半熟で黄身の味を楽しめる。
少し食べると丼のロゴが見える。「あの小宮」は英語だと THE KOMIYAなんですね。だいぶかっこよくなるな。
食べ終わる頃にはサラリーマンの方でいっぱいになっていた。サラリーマンの昼だけでなく、夜にも対応しているところが戦略的で好感が持てる。3店舗の展開が早かったので、次の店舗も楽しみだ。