ポンチ軒で上ロース豚かつ定食(小川町・神田)
2年前に行ったきりとなっていたポンチ軒。たまにチャレンジしようと開店前に伺うもすでに行列ができていて諦めたりといったことが重なり、すっかり及び腰になっていた。
この日はランチ営業の閉店時間ぎりぎりの時間に行ってみたところ、幸運なことに並びなしですんなり入ることができた。
カウンターの端っこに座る。残念ながらアジフライは売り切れということで、カツカレーと迷いながら上ロース豚かつ定食(1,500円)を注文。目の前で店主さんがじっくり揚げているところを眺めながら待つ。
10分ほどでとんかつがやってきた。照明のせいで写真が暗くなってしまったが、きれいな揚げ色である。
とりあえず塩でいただく。揚げ具合は最近のレア系とんかつに比べると強め。ただ肉自体に弾力と歯ごたえがあり、ジューシーなのでまったく問題ない。衣と肉の結着はとてもよくて、サクッと衣を噛んですぐに肉の旨味がやってくる。
卓上にはとんかつソースの他に太陽ソースというものがある。
こちらは愛知県の小さな町工場で作っているソースだそうで、ジャンル的にはウスターソースなのだが、多少の粘度もあり、香辛料のいい香りが漂ってくる。もちろんこのトンカツにも合う。一切れ、二切れはこのソースで食べるのがおすすめ。
もちろんとんかつソースもあり、下品にたっぷりつけてご飯にのせ、卓上にあるちょっと甘めのキムチといっしょに白飯をかきこむという食べ方もできる。
全体的に油っこさは強くなく、食べ終わっても胃が重いということはない。むしろもうちょっと食べたいと思ったくらいだ。少食な自分としては珍しい。最後に温かいお茶を出してくれる。口の中をすっきりさせてごちそうさまでした。
いつもは脂身がつらくて特ロースは食べないのだけれど、こちらなら食べてみたいと思った。いや、その前にカツカレーだな。