一本堂でアイス食パン(大島)
食ぱん道にいったあとに都営新宿線で2駅の大島駅にやってきた。サンロード中の橋商店街という雰囲気のある商店街を抜ける。途中に昔ながらのパン屋さんがあり、おいしそうだなと見ると店主さんが店頭で腕組みをして睨みをきかせていたのでささっと逃げた。一見さんお断りかな。
商店街の先に一本堂さんの店舗があった。食ぱん道さんと食べ比べようとやってきたわけである。
手には先ほど購入した食ぱん道さんの食パンが入った袋。あまり気にしていなかったのだけれど、お店に入った瞬間に
「食ぱん道さん行ったんですか?ここから近いですもんね」
と聞かれる。食パンを持って食パン屋さんに行くのは感じ悪かったかなと思いつつ、「食ぱん道さんと一本堂さんって何か関係があるんですか?」と尋ねる。
「うーん、前は一緒だったんですけどね」
とこちらもまた歯切れの悪い返事。想像するに一本堂から食ぱん道が独立したということのようだ。
「いろいろあるんですよ」
と苦笑いしながらおっしゃっていたのでいろいろあるのでしょう。大人ですから。
そんな話をしていたら「開業をお考えなんですか?」と聞かれた。ちがいます。でも確かに食ぱん道の袋を持って一本堂にきて、会社の話を聞かれたらそう思うな。余計なことを聞いてすいませんでした。
さて、食べ比べということで「ゆたか」を買おうかと思っていたのだけれど、見ると夏限定の「アイス食パン」(380円)というものがある。冷やしてもおいしいらしい。それはすごい。ということで購入。
帰宅してさっそく食べてみる。冷やしてもということだったので、サンドイッチにおすすめらしい。とりあえずそのまま食べると、しっとりした口当たりを感じる。
そのまま食べるとどちらかといえばくちゃっとした印象になるもで、なるほど確かにサンドイッチなど具材を挟んだほうがいいなと思った。口の中に残るので具材を挟んで食べてもパンの存在感が生きるというコンセプトなのかなと思う。
食ぱん道との純粋な食べ比べはできなかったが、いろいろな種類の食パンを食べておもしろいものだなあと思った。いつか開業するときまで覚えておこう。しません。