主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


スポンサーリンク



風雲児で得製つけめん(新宿)

人混みが嫌いで、特に新宿という場所が昔から苦手でなかなか自分からは行かないのだけれど、とはいえ新宿のラーメンも食べておきたい。時間があった平日、いろいろ吟味してこちらのお店に行くことにした。

新宿ということで激混みを予想し開店の30分前に到着するように向かうも、駅前で少し迷う。新宿駅はなんであんなに分かりにくいのか。しかもスマホのGPSも狂いがちで、高確率で詰む。やはりおそろしい土地だ。

f:id:cattee:20180610224621j:plain


なんとか開店の15分前に到着するもなぜだか既にオープンしている。とりあえず最後尾に並ぶ。まだラーメンの提供ははじまっておらず、食券を購入して端から詰めて座っているところのようだ。自分はなんとかぎりぎり一巡目に間に合ったっぽいぞ。

「得製つけめん」(1,000円)の食券を購入し、席に座る。カウンターが埋まり、店内奥に待ち客が並びはじめる。あとからあとから人が入ってくる。やあ、すごい人気だ。

カウンターからは厨房がよく見える。イケメンの店主さんが麺をしめているところが目に入った。しめた麺が入った大きなザルを持ち、皿にどんどん盛り付けていく。その間に他の店員さんがつけ汁をお客さんに配っていく。これだけ大量の注文を捌くラーメン屋さんははじめて見た。これはすごい。

そしてどんどん食べ終わるお客さん。まだ開店時間前なんですがそれは。店主さんが空いた席に次のお客さんを誘導し、ものの数十秒でつけ麺を出している。これはとんでもない回転率だ。15分ごとにお客さんが入れ替わっていく。

そんなことに感動しつつ、自分のところにもつけ麺がやってきた。

f:id:cattee:20180610224641j:plain

 

並と大盛が選べるのだが当然のように並。見た目は少な目だが個人的にはちょうどいい。

f:id:cattee:20180610224743j:plain

f:id:cattee:20180603151205j:plain


つけ汁にはたっぷり魚粉がのっている。濃厚魚介系だが、こちらは豚骨ではなく鶏白湯を採用しているとのこと。このつけ汁がおいしい。豚骨に比べてとてもまろやかで甘味があり食べやすい。

f:id:cattee:20180610224657j:plain


麺もつるみがありつつもスープとよく絡む。喉越しもよくてどんどん食べ進めてしまう。

f:id:cattee:20180603151206j:plain


つけ汁の中には角切りチャーシューがごろごろ転がっていてうれしい。

f:id:cattee:20180603151208j:plain

煮玉子もちょうどいい半熟具合だ。

f:id:cattee:20180603151210j:plain


これは想像以上のおいしさだ。魚介鶏白湯をちょっと舐めていた。スープ割したつけ汁を飲み干してしまった。これは通いたくなる気持ちがわかる。

f:id:cattee:20180610224917j:plain


イケメン店主さんは最後まで気持ちよく「ありがとうございました」と見送ってくれた。人気の秘密がわかるラーメン屋さんだった。やはり新宿食わず嫌いはよくない。

 

風雲児たち (1) (SPコミックス)

風雲児たち (1) (SPコミックス)