とんかつ檍で上ロース定食(新橋・銀座)
あの檍が銀座にできたということで行ってみることにした。
銀座ということだったが駅としては新橋が近い。銀座口を出て、銀座ナインを抜ける。博品館のある角を曲がってソワレ・ドビルというところの地下にある。が、檍だから路面店だろうと勝手に思っていて、その近辺の割烹料理屋さんをこれかなと覗いたりなんかして。よく考えれば蒲田のお店も店構えは大衆的だ。味のイメージが先行して高級なイメージを持ってしまっていた。
薄暗いビルの地下に入るとお店はあった。
行列ができていることを予想していたからすんなり入れて拍子抜け。これはタイミングがよかっただけのようで、お店を出る頃には数人が並んでいた。
カウンターに座って上ロースかつ定食(1,800円)を注文。ランチ限定の手頃な定食はあったのだが、ここは上ロース食べたいです。すいません。
調理場に立っているのはおそらく本店の大将さん。新店だからこちらにいらっしゃるのだろうか。
15分ほどでとんかつがやってきた。このキレイな衣と揚げ具合がすばらしい。本店ではじめて食べたときの感動が蘇る。
さっそくいただくと、豚の脂の旨味がふわりと口に広がる。これが本当にすごい。とんかつというのはとんでもない技術が必要なものなのだろう。すばらしいおいしさだ。
卓上には塩がいくつかあるので味変をしながら楽しめる。やはり岩塩がおいしい。肉の甘みがより引き立つ。
誰かがとんかつには塩だと言っていたがソースも好きだ。甘いソースで甘い肉を食べるのも最高。ソースと塩を交互に食べるとあっという間に肉がなくなっていく。
名残惜しくなるほどのとんかつ。おいしかった。
蒲田はもう行列がとんでもないのでなかなか行きづらくなってしまったが、こちらは比較的空いているから今が狙い目なのかもしれない。でもしばらくしたら大行列になるんだろうな。