三公で尾道ラーメン(広島県・広島駅周辺)
広島でいろいろとやらなきゃいけないことを済ませていたらあっという間に夕方になっていて焦ることになる。なんたって広島駅から自宅までは5時間ほどかかるのだ。ということは18時の新幹線にのったとしても帰りつくのは23時頃になるということだ。それは困る。
しかしまだ広島名物は広島焼きくらいしか食べていない。そんなに時間もないから駅近くで何かないかと探したところ駅直結のショッピングセンター内に尾道ラーメンを出すお店があった。ラーメンはわかりやすい。とりあえずここに入ろうと尾道ラーメンがどんなものなのかも知らずに入店。
店内には出張できているらしきビジネスマンがたくさんいて、みんな考えることは同じなのだなと思う。注文は当然尾道ラーメンで。
麺は細麺と平打ち麺から選べる。尾道ラーメンといえば平打ちとのことだったのでそちらにした。
ビジュアルはいかにもな中華そばスタイル。もともとラーメンといえばこういったジャンクなビジュアルだったはずだが、東京のラーメンはどんどん高級化し、見た目も洗練されている。それもいいし、この背脂とネギまみれの見た目も食欲をそそる。
スープは魚介ベースの醤油。見た目ほど味は濃くなく、背脂の甘さで味わう感じかなと思う。それにしても背脂が大きい。こんなぐにっとした食感まで残っているからもはや具材のひとつのようだ。
麺は選んだ平打ちタイプ。基本は細麺でスープ絡みを重視してのことだろうか。粘りのある麺ですするというよりはしっかりと噛んで食べる。
チャーシューはいたって普通だ。
サンプル数は1なのでこれが尾道ラーメンのスタンダードなのかはわからないが、ある程度理解することはできた。スープと背脂に特徴があって、平打ち麺でスープと背脂を絡めて食べるということだと思う。見た目の割には意外とあっさりした味だったが他の店だとどうなのだろう。また広島に来た際にはもう少し別のタイプも食べてみたい。