来夢で喜多方ラーメン(福島県・会津若松)
福島県初日ではうっかり荻窪ラーメンを食べてしまったが、福島といえば喜多方ラーメンがある。日本三大ラーメンのひとつになっているそうだ。しらなかった。
喜多方ラーメンを味わうために鶴ヶ城を出て喜多方へ向かおうかと思ったのだが、意外と時間がないことに気付く。さて、どうしようとなったときに会津若松にも有名店があるらしいと聞いてこちらにやってきた。
福島県内に6店舗あるお店とのことでオーソドックスな喜多方ラーメンを味わうにはちょうどいい店なんじゃないかと期待。店内は混雑していてそれも期待を膨らませてくれる。
メニューを見ると醤油、塩、味噌とたくさん並んでいる。喜多方ラーメンは醤油ベースなんじゃなかったっけと店員さんに聞いてみると、多加水の太縮れ麺が特徴でスープはいろいろとあるとのことだった。なるほど、そういわれると難しいな。当店人気No.1と書かれた喜多方チャーシュー麺(910円)を頼んでおけば間違いないだろうとそれを注文。
メニューの写真とは少しちがったが四角く切られたチャーシューがたっぷりのったラーメンがやってきた。
噂の多加水麺は熟成させているらしい。もちっとした食感が特徴とのことだが少しねちっとした噛みごたえになっている。麺の味としては昔ながらの中華そばを思わせる。おそらくシンプルな配合になっているだろう。
スープは豚ガラベースだがおそらく鶏も入っているだろうし、煮干しも入っていそう。いろいろな風味はするが濃厚というわけではなく、どちらかというと食べやすい。
そしてもはやメインとなっているチャーシューは確かにおいしい。
脂も適度で肉もやわらかい。多少味が濃いが許容範囲内で肉ばかりばくばく食べてしまった。なんならこれを単品で食べてチューハイを飲んでもいいくらいだ。
喜多方には行けなかったが名物を味わえたのはラッキーだった。さてお腹も膨れたので郡山まで戻って北上しよう。