スタンドバーサカグチで立ち飲み(四ツ谷)
20時くらいから酒を飲む約束が入っているとき、17時くらいからなんだかもう、とにかくもう、何をおいてももう酒が飲みたくなる。この現象は何なのだろうかと考えてみるに、基本的にコミュニケーションに難がある僕なので先にアルコールをぶっこんでションテンを上げておきたいのだろうという結論にいたった。もしくは酒が入っているからという言い訳をするためかもしれない。
ともかく約束の時間の2時間前には現地入りし、軽く酒が飲めるところを探す。本日の約束は四ツ谷。何かないかと探したらすぐに見つかったのがこちらのお店だった。
一階は洒落たワインバーになっていてその横の入り口から階段で2階へ向かうと赤い暖簾がかかった別世界がそこにあった。唐突な立ち飲み酒屋。店員さんがしっかりホールにいて接客してくれるタイプのお店だ。
ひとりと告げるとお好きな席へどうぞと通される。窓側のカウンターを選んでとりあえずビールを注文。
周囲を見るとサラリーマンの方々が割と大人数で飲んでいらっしゃる。メニューも豊富だし、酒の種類も豊富だから重宝されているのだろう。
僕は買ったばかりの本を取り出して開く。ビールがやってきたから一口。うん、あら、ちょっと生臭い。グラスがしっかり洗われていなかったのかしら。よくあることだ。気にしないでいただこう。
イカの沖漬け(300円)を注文。
大根おろしがのっかっていて豪華だ。これだけで十分だなと思いながら本を読み、ビールを飲む。そうしたら一緒に飲む予定の後輩たちも早めに到着したとのことでやってきた。
少し広めのテーブルに移動してレモンハイなど。小一時間いさせてもらった。とても居心地の良い場所だったから個人的にはここでずっと飲んでいてもいいなと思った。そして軽く酔っ払って本番のお店へ移動する。酒の力を借りてキメるぜ、ションテン高めのロケットスタート。