カフェのような吉野家でから揚げ丼(恵比寿)
吉野家は吉野家でもここは少し雰囲気が違う。外観は黒を基調としていて、カフェのような佇まい。
入口すぐにカウンターがあり注文して商品を受け取り、自分で席まで運ぶ方式。
最近はファストフード店であっても積極的に実験店舗を展開している。いろいろと新しい試みをやっていかないと時代に取り残されていくのだろう。客の立場としては嬉しいことである。普段あまり吉野家には行かないが、ここは物珍しさで入ってみた。
まずはメニューを確認。なんでもあるぞ。通常の牛丼とは別にから揚げ丼がある。カレーもあるし、とんかつもある。こりゃすごい。さらにケーキやドリンクバーもある。コーヒー飲み放題らしい。吉野家カフェということか。
数名で行ったのでから揚げ系の丼メニューをざっと頼んでみた。ノーマルのから揚げ丼は490円。そこから50円程度割り増しであれこれタレなどが選べるようだ。今回はノーマルから揚げ丼、から揚げ+牛丼、タルタルから揚げ丼、にんにくダレから揚げ丼の4つを注文。
から揚げは店内で揚げているようだ。カウンターから見える調理場では店員さんが粉をつけて揚げているのが見える。しかしおそろしいほどの早さで揚げている。さすがファストフード。
すぐに出てきた丼を持って席に座る。お茶やお箸などもセルフサービスになっている。
さっそくノーマルのから揚げを食べてみる。
もも肉を使っていてジューシーなから揚げだ。味付けは濃いめ。かなり柔らかくハムに近い食感。ただこの価格で4個はいっていると考えればお得なのかもしれない。ご飯のうえにはいっしょに野菜も盛り付けられていて、別でもらえるマヨネーズをかけて食べる。
他のから揚げも基本的には同じものでタレをかけているだけの違いである。タルタルはちょっとかけすぎなんじゃないかと思う。ご飯がタルタルまみれで食べるのに苦しいレベルだった。
こちらはから揚げと牛肉の合い盛り。
恵比寿という立地でカフェ利用を狙っているということなのかしら。店内が奥まっているので女性客の入りやすさはありそう。実際多かったように思う。とはいえ、そうなると回転率は下がるわけで、狙いが難しいなとも思う。あとカフェとしてはメニューが男性的過ぎるのも気になるところ。頻繁に新メニューも出ているようなので今後どうなっていくのか期待したい。