ドッチツカズ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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すにちゃんとのことを書きたいから書く

2013年12月23日はとても寒い日だったからよく覚えている。保護施設から猫を譲ってもらい、用意しておいた猫用のキャリーケースに入れていっしょに帰った。毛布も用意していたのだけれど、寒いからか、突然外に出されたからか、ずっと鳴いていた。やっぱり猫はニャーニャー鳴くのだ。そんなことを考えていた。

 

その猫を選んだ理由はなんだかよくわからない。保護施設にはたくさんの猫がいて、みんなかわいかったから、フィーリングとしかいいようがない。うちの猫になるそいつは兄弟がいたようで、同じケージの中に3匹で遊んでいた。それでも僕の目にはそいつしか入っていなくて、ほとんど一目惚れのようなものだったと思う。

 

なんとか自宅に連れ帰り、さっそくキャリーケースから出してやると、そいつはうんこまみれだった。帰っている途中にうんこをして、そこで転げまわったらしい。いきなりとんでもないことをしでかすやつだ。

 

うんこまみれのそいつをどうにか掴まえ、濡れタオルで拭いてやる。小さい体のくせにうんこはいっちょ前にくさい。もちろん僕の服もうんこまみれだし、たぶん部屋のあちこちにうんこをまき散らしたと思う。でも、その時の僕はそれが嫌だなとか、面倒だなとか思わなかった。僕のジーパンはうんこまみれになったけど、これから先、こんなことがいくつも起こるのだろうし、そしてそれはきっと楽しいのだろうと思ったのだ。そしてその予想は現実のものとなるのだけど、それはともかく。

 

しばらくそいつと遊んだ結果、「すに」と名付けた。我ながら呼びにくい名前をつけてしまったものだから、普段は「すにちゃん」と呼んでいる。すにちゃんは人懐っこいやつで、すぐにうちに慣れてくれた。はじめは部屋の中を逃げ回っていたのだけれど、追い掛け回すと怖がるだろうと胡坐をかいて眺めていたら、とことこと近く寄ってきて、ゴロンと僕の横に転がったのだ。

 

「君はいいやつだな」と頭を撫でてやったら、気持ちよさそうにしている。これまでの猫を迎えることについての不安はすべて吹っ飛んだ。こんなにかわいいやつが家にいるのだ。幸せなことじゃあないか。大抵のことは気にせず生きていける気がした。

 

こうしてすにちゃんとの生活がはじまったのだった。

 

 

これは今日のすにちゃん。

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