ドッチツカズ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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とんかつかっぽう かつぜんでロースかつ(銀座)

ミシュラン一つ星というのはすごいことで、結論からいえばおいしい。とんかつという大衆料理をここまで上品に食べやすくできるのかという驚きがある。とんかつのひとつの方向性としてレベルを極限まで引き上げたお店だと思う。

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九州産黒豚のロースかつ(4,700円)を注文。この価格。注文する声が震えるよ。メニューにはあらかじめ提供までに時間がかかる旨が書いてある。おそらく低温で揚げているのだろう。

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待っている間には先付がやってくる。とんかつで先付なんてはじめての経験。

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自分以外のお客さんは全員外国の方。店員さんは一生懸命英語で説明されていた。流暢ではないが、しっかりと伝わる英語で、普段から英語を使い慣れているのだなと感じる。関係ないが箸置きがかわいい。

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ゆっくりとした時間の中でとんかつがやってきた。同時にご飯とお味噌汁、お漬物もおかれる。こんな整然と並んだとんかつ定食は見たことがない。

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とんかつの衣は薄く、パン粉もきめ細かい。肉はレア感はなく、かといって揚げすぎでもない絶妙な色合い。なんと繊細なとんかつだろう。ソースは2種類でとんかつソースと味噌ダレ。塩はないようだ。

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まず何もつけずにとんかつを一口。衣の油っこさはほとんどなくて、肉の脂の甘みだけ感じられる。肉は適度な弾力があって、歯を跳ね返してくるぐらいの噛みごたえはあるのに、しっかりと噛むとすっと切れる。なんと不思議なとんかつだ。

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超レアとんかつや、脂身たっぷりのとんかつなどでおいしい店はたくさんあるが、それとはまた違ったおいしさがある。

すべて食べ終わっても満腹で苦しいということはなくて、ちょうど腹八分目。食後の満腹具合まで上品だなんて。いろいろなジャンルのとんかつがあるが、ここは間違いなくトップレベルでおいしいと思う。食後の爽やかさにおいては日本一なんじゃなかろうか。よい勉強になりました。

 

ミシュランガイド東京 2018

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