トーホーベーカリーでちくわパン(三鷹)
地元で愛されるパン屋さんというキャッチコピーはとても惹きつけられるものがある。長く続くにはやはりそれなりの理由があるからだ。こちらのトーホーベーカリーは60年も三鷹という地で続いているパン屋さんらしい。そりゃあ行ってみるしかないだろうと吉祥寺駅をおりてテクテク歩く。途中でバスに乗らなかったことを後悔したが、井の頭公園はあるし、ジブリの三鷹の森美術館もあって、景色は飽きない。
たっぷり20分ほど歩いてようやくたどり着いたそこは思っていたよりもずっと素朴な外観で、そして想像通りすごく混雑していた。ちょうどハロウィンの時期で、店内は楽し気に飾り付けられているし、パンには手書きのポップがたくさんついている。地元に根差していることがとても分かりやすい。
事前情報としてはちくわパンというものがあるらしいということで、まずはそれを探す。なんとなく想像と違ったビジュアルだったのがおいしそう。それにしても種類が多いし、どれもおいしそうで迷う。ポップを見ながらクリームパン、パンオショコラ、それから見た目が最高においしそうだったベーコンEggを購入。
このベーコンEggが大正解でベーコンと目玉焼きに醤油と塩コショウという正義としかいえない組み合わせ。もう朝ごはんを凝縮したようなおいしさだった。地球に感謝したい。
ちなみにちくわパンは我慢できずに吉祥寺駅で食べてしまった。朝からたっぷり往復40分のウォーキングをしたらもう待ちきれないよ。
三口くらいで食べてしまったのだけれど、不思議な食感でおいしかった。ツナも入っていて小さいころに食べていたら、きっと思い出の味になっただろうなと思う。