主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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民藝咖哩うんすけでカレー(浅草)

奥浅草には気になる店が多い。いったい誰が入るんだという怪しげな店から、どこぞの政治家が集いそうな料亭まで、様々な店があって散歩していて飽きない。

千束通り商店街から一本入った路地にこの店はあって、外観からしてなんだかかわいらしい。

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民藝と店名に入っていることから分かるが、店主は民藝好きで店内にもコレクションが並べている。こちらの唯一のメニューであるカレーは大分県日田市の民藝器である小鹿田焼で提供される。

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かわいらしい器に素朴なカレーが盛り付けられる。ゴロゴロとした人参はやわらかいし、しっかり煮込まれた牛すじも優しい味。今日の小鉢は冷ややっこだ。

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客は僕ひとりだったからか、店主さんは気さくに話しかけてくれて、いろいろと浅草情報を教えてくれた。食後にアイスコーヒーをいただき、しばしおしゃべり。あまり人とうまく話せない性質の僕なので、うまくしゃべれていたか不安だが、なんだかひさしぶりに誰かとお昼ご飯を食べた気がした。

カフェ風の店内には似つかわしくない豪快なお酒もたくさん置いてあったので、夜もきっと楽しめるのだろう。また夜も来たくなるステキな空間だった。

 

民藝とは何か (講談社学術文庫)

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