ドッチツカズ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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むかし内職をしていたけど、アレはなんだったんだろう

子どもの頃、母親が内職をしていのを手伝っていた。しかし、いまだにアレが一体なんのための作業だったのかさっぱり分からない。

 

その作業とはなんだかよくわからない部品をなんだかよくわからない器具でがしゃんとするだけだ。

なんだかよくわからない部品はちょうどホッチキスの針のようなものだった。

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こういう部品をちょうど業務用ホッチキスのような器具にはめこむ。

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そしてレバーをがしゃんとおろす。

 

これだけである。

これを1個やるごとに10銭、10個で1円をもらえる。

 

箱を2つ用意して、片方には未完成品を入れておき、片方にはがしゃん済のものを入れていくわけだけれど、この「がしゃん」に何の意味があるのかわからないので、しっかり覚えておかないとどっちが「がしゃん済」の箱か分からなくなるのだ。

 

部品をセット→がしゃん→部品を取り出して箱に入れる→次の部品をセットという工程なので、1個の部品をがしゃんとするのに2~3秒はかかる。ということは1分で20~30個、1時間で1200~1800個程度しかできない。時給120円である。

 

いま考えるとますます意味が分からない作業だなと思う。実はアレには意味なんてなかったんじゃないか。貧乏なうちを不憫に思った町工場の社長さんが、援助をしてくれると申し出てくれたんじゃないか。しかし、父親がちっぽけなプライドでそれを断ったんじゃないか。そこで社長さんは意味のない作業を母親に依頼することで給金という形で援助をしてくれていたんじゃないか。あれは社長の優しさだったんじゃないか。そんなことを思う。またあの内職したいな。

 

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ではまた。