ほうきぼし+ で汁なし担々麺(神田)
2年ぶりのほうきぼし。
たまにやってくる汁なし担々麺欲を満たしたくて、がっつり昼時に並んでみた。外の券売機で「汁なし担々麺」(850円)の食券を購入して、3人ほどの並びの最後尾に。
さすが神田で並んでいるのは近くに勤めているであろう会社員ばかり。女性も多い。調べてみるとオープンは2013年らしく、6年も続いているのは地域に固定客を作ったからだろうと思う。
10分ほど待って壁側のカウンター席に通される。紙エプロンをして準備万端。さあ、35℃近い気温のなか担々麺を食べるぞ。
ひさしぶりに食べたけれどやはり辛い。前回食べたときも辛さに驚いた記憶があって、その頃から比べれば少しは耐性がついたかなと思ったのだけれど、たいして変わってなかったようだ。辛い。
もちろんただ辛いだけじゃなくてコクのある辛さ。このタレがおいしいんですよね。
具材にはそぼろ肉の他にもやし、小松菜、ナッツなど食感のあるものが多く、味の変化だけでなく食感の変化も楽しめるような設計になっている。
全体をぐるんと混ぜてタレと絡めていただく。残り3分の1くらいになったら少しずつ酢を入れて味を調整し、自分の好みの塩梅になったところでいっきに最後までいただいた。
担々麺にはスープがついてくるので、最後にほっと一息つく。
紙エプロンが汗で濡れている。この暑い日にこの辛い担々麺を食べるのがいいのだ。外に出ると少しだけ涼しく感じる。気のせいかもしれないが夏嫌いの自分にはこういう思い込みが重要なのである。
肉煮干し中華そば さいころで肉煮干中華(中野)
中野の有名店「さいころ」。こちら方面はあまり行かないもので未訪だったが、たまたま用事があって中野にきたので行ってみることにした。とても暑い日で駅からここまで歩くだけで汗だくである。
券売機は外にある。左上には「肉煮干中華」(780円)のフォントが明らかに大きいので、これがウリなのだろうとボタンを押す。店内に入り、唯一空いていた扉を入ってすぐのカウンター席に座った。エアコン、扇風機はかかっているようだが、いやあ、暑い。
食券を出すと店員さんから「特製ほぐし肉」(100円)をすすめられたので、現金で支払ってトッピングすることにした。
出てきた丼は表面いっぱいに具材がトッピングされている。空いている隙間を埋めるように豚バラチャーシューが並べられているのは気持ちがいい。
スープは意外にも透き通っていて、油っこさはあるが淡麗醤油といっていいと思う。もちろん煮干しもしっかりきいているが、なんとなく懐かしさのあるスープである。
麺は確か自家製麺だったような気がするのだけれど、凪系列になって変わったのかしら。とにかくつるつると啜りやすい麺で、ビジュアル的に喜多方のイメージで一口食べたのでちょっと違和感があった。もう少しハードな麺だと好みだったなと思う。
ほぐし肉はツナのような感じでスープとはよく合うのだけれど、これだけチャーシューがある中ではあんまりいらなかったかな。
あとからあとから出てくるチャーシューを口に放り込んでいたのに、最終的には麺のほうが先に食べ終わってしまった。最後に残ったチャーシューをいただき、ごちそうさまでした。
外に出てあらためて券売機を見ると「マシニボ」というメニューがあった。気分的にはもっとニボでもよかったのでこちらにしたらよかったかな。また次回の楽しみにしよう。