主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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鳥なおで焼鳥(浅草・田原町)

鳥恵出身のご主人がやっている焼鳥屋さんが浅草にあると聞いて電話を入れてみた。カウンターはいっぱいだが座敷ならということで予約させていただく。

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いざ行ってみると普段よく通る場所だった。いままで気付かなかったのは雰囲気のある店構えのせいだろうか。店内は明るくて清潔感がある。奥の小上がり風の座敷に案内していただく。

メニューはなくおまかせのみとのこと。おそらくご夫婦でやられているお店だろうから単品は対応できないということだろう。それはそれで焼鳥に対する期待が膨らむ。

まずは瓶ビールをいただくとお通しが出てきた。

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ほうれん草、レバーパテにすりながし。もうすでに日本酒が飲みたくなってくる。

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続いてソラマメ。さらに鶏むね肉のたたきにたっぷり大根おろしがのった、これまた日本酒が飲みたくなる一品が続く。どれも丁寧でおいしい。

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焼鳥はまずささみわさびからで、続いて鶏もも肉。ささみはレア目ではあるが、鳥恵に比べると焼きは強め。その分鶏肉のジューシーさを味わえる。

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もう我慢できずここで日本酒にチェンジ。鶏肉を味わうためにすっきりしたお酒をということで乾坤一をいただく。

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その後はレバー、口直しのプチトマトと続いていく。

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どれもしっかり火が通っているのが印象的で串によっては少し焦げているようなものもある。それが方針なのだろうと思う。

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串の最後はお店の名物というつくねとちょうちんがやってきた。

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確かにつくねはふわっとしていておいしい。ちょうちんもひさしぶりに食べたが、口の中で甘い黄身がはじけてつくねと合わせるといい具合だ。

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締めは小さな焼きおにぎりに鳥ダシのスープを注いだお茶漬けのようなもの。スープがとてもおいしい。もっと食べたいと思うほどだった。

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おまかせのみではあるがこの価格でこのクオリティとボリュームはすばらしいと思う。空いているのであれば平日の夜にふらっと立ち寄りたいぐらいだ。一品料理があれば遅い時間でも利用したいがそれは仕方ない。またちょうどいい時間があれば電話してみよう。

 

dancyu2017年5月号

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煮干麺 月と鼈で濃厚煮干つけ麺(新橋)

やはり定期的に煮干しが食べたくなる。ラーメンならなんでも好きで、淡麗系ももちろん食べるのだけれど、ふとした瞬間に食べたくなるのはやはり煮干しだったりする。近頃は濃厚煮干しというジャンルが確立されて店舗も増えてきたものだから、とんでもないドロドロの煮干しを食べすぎていて、もはや煮干し中毒に近付きつつあるのかもしれない。気を付けよう。

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そんな衝動をおさえるために煮干しを食べにやってきた。濃厚な煮干しがつけ麺で食べられるお店である。店内にはいった瞬間から煮干しの香りがする。

注文は当然のことながら濃厚煮干つけ麺(850円)である。濃厚で煮干しでつけ麺なのだから期待するし、出てきたつけ麺はほぼ期待通りのビジュアルだったから味への期待も膨らむ。

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麺は中太でやや縮れていてうどんのようだ。

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つけ汁へつけるといっきに茶褐色に染まる。そのままずるずるとすすると濃厚な煮干しの風味がダイレクトでやってくる。求めていた味である。

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つけ汁はしっかりと麺に絡むように粘度が強め。

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煮干しのあとに動物系の濃厚な味がやってくる。タレ自体は甘めで煮干しのえぐみとのバランスをとっているのだろうか。濃度は個人的に好みである。

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チャーシューは低温調理の豚ロース。脂は多めだが意外とさっぱりしているのでつけ汁で合わせるとちょうどいい。

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これだけ濃厚に振ってくれると非常に分かりやすい。濃厚、煮干し、つけ麺というキーワードがあれば頭の中ですぐに「じゃあ今日はあのお店にいこうかな」と浮かんでくれる。

最後にスープ割りをしてつけ汁をいただく。ちょっとスープを多めに入れて煮干しがふわっと香る程度にして余韻を楽しんだ。おいしかったです。

 

「とみ田」つけそば 3食入

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