角打ワイン 利三郎で立ち飲みワイン(押上)
もつ焼き屋で一杯やって時間は21時過ぎ。そういえばワインの良い店が近くにあったはずとフラフラ住宅街を歩いていたら灯りを見つけた。人気店というのは知っていたがこの立地にこの時間で店内はほとんど満席。回転が早いからか待っているお客さんこそいなかったが、後から人が入ってくる。
お酒も料理もすべて500円という明快さは素直に好感がもてる。ワインにはあまり詳しくないが、きっとお値段以上の価値あるワインなのだろう。
とりあえず白ワインから。僕のような人向けにか黒板にはワインの銘柄の横に「エレガント」や「なめらか」などの特徴が書いてあって分かりやすい。
とりあえず「すっきり」と書かれていたソーヴィニヨンブランを注文。
料理はゴルゴンゾーラをのせたポテトサラダと本日のスパニッシュオムレツを注文。どちらもお酒好きには最高の料理だと思う。ボリュームも500円ということで少な目ではあるが、二軒目にワインを飲むにはちょうどよい。
こうなったら赤ワインも。「フルーティー」と書かれていたピノノワールを。特徴が書いてあると飲んだときにこれがフルーティーかと答え合わせができるので、素人としてはありがたい。
なんだかどんどん飲みたくなってしまったのでフレンチフライを追加。やあ、いいですね。500円という価格なので安心してワインを楽しめる。
立ち飲みなのでいわゆる居心地の面を考えると、少し思うところはあったがこのクオリティと価格であればまた来たいと思う。ひとりで気軽に立ち寄れるのもありがたい。結局閉店間際までいてしまって、お店の写真を撮ろうと思ったら灯りが消えていた。次はもう少し早い時間に立ち寄ろう。
プルクルで石窯ホットドッグ(代々木)
石窯ホットドッグを目当てに代々木ヴィレッジにやってきた。代々木はなんとなくゴミゴミしている印象なのだけれど、ここにくると急に世界が変わる。自分にとってはあまり居心地がいい空間ではないが、なんとなくおいしいパンがありそうな雰囲気はある。
こちらのお店もとても雰囲気がある。テラス席もあってちょうど外国の方がいたものだから。ここの風景によく似合っていてなんだか画になる。お店もこじんまりとしていて、手作り感のある内装が期待をさせてくれる。
お目当ての石窯ホットドッグ(360円)をトレイにとる。もっちりしたチャバタ生地に香ばしさがあっておいしい。購入する際にケチャップとマスタードを入れるかどうか聞いてくれるが、もちろん両方お願いした。
お目当ては買えたのだが、やはりそれだけでは終わらない。当然のようにクリームパン(200円)をトレイにのせる。こちらのクリームパンはブリオッシュ生地でクリームもたっぷり。とにかくクリームの存在感が強い特別な感じがするパンだ。
フルーツデニッシュ(330円)が季節商品だったのでこちらも購入。ぶとうとマスカットがたくさんのっていて、お得感がある。とても甘くて皮ごと食べられる。
それから甘いパンも食べたくてクロッサンショコラ(250円)も。買いすぎですね。これもチョコレートがたっぷり一本入っていて食べごたえがある。
オシャレな場所ではあるけれど、おいしさに比べると値段の高さはあまり感じなくて、どれも価値を感じられるパンばかり。うっかり代々木に迷い込んだときは寄りたいお店だ。テラス席を使うことはきっとないだろうけれど。